色について


(The lights in Lake Biwaシリーズ )

改めて「色彩っていったい何なんだろう」と思って読み始めた本、ものと人間の文化史シリーズの「色 -染と色彩-」が面白い。

著者は人類の彩色の起源として、発見された、あるネアンデルタール人の遺骨の

多くが赤く染まっていたことを取り上げて、

「死者を慰めるためか、または、当時の神に何かを願うためであったか不明であるが、とにかく色彩を『祈る』という行為の表現として、用いているのである。」

と述べている。

『祈る』という能動的な行為に赭土(赤い土)を使った、というのが(発掘・研究等によって追跡しうる範囲での)色の起源ではないかとのこと。

私の中では、「色彩は感じるもの」という思いばかりが先行していたが、色のルーツを知ることで、その在り方について考えが変わりそうだ。

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写真家 フォト・チヒロ

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