二眼カメラ リコーフレックス

September 26, 2017

夫は最近、古く挙動が悪くなったカメラを安く買い求め、

メンテナンスしてもう一度写真が撮れるよう直すことにハマっている。

「直す」といっても、もちろん趣味の範疇で、「清掃」といった方が正しいか。

 

手に入れたごくシンプルなつくりの昔のカメラを、調子の悪いところをバラして掃除し、挙動を整え、もう一度組み立て、仕上げはブローニーフィルム装填し撮っています。

 

そんな流れで、先日ウチにやってきたのが、このチャーミングなリコーフレックス。

戦後高値の花だったカメラを、リコーが普通の人にも手の届く価格で販売し(それでも高価だったであろう)、爆発的ヒットとなったカメラだそう。

 

手にとって後ろ蓋を開け内部を見たら

本当にレンズが2個ついた「簡単な箱」って感じで、

おまけにカメラで非ざるような軽さで、正直びっくりしたが

カメラは本来暗箱であったと実感させてくれた。

 

一方、その軽さ・簡単な作りは、多くの人に写真の楽しみを伝えたいという開発者の情熱の跡であるし

使い込まれた風貌からは、このカメラを手にした人が、

写真を撮るという「特別な行為」に多いに興奮しただろうことも感じられる。

人生初めての家族写真をこのタイプのカメラで撮った方も沢山いたに違いない。

ありふれた道具となった現代のカメラとは、全然違う立ち位置だったこのリコーフレックス、

その佇まいも現代のものとは違うように感じられて。

 

 

 

「日本に写真の時代をもたらしたリコーフレックスⅢ(1950)」

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/ricoh-filmcamera_lib/library/1950.html

上の写真はその後継機のリコーフレックスⅦ(1954発売)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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