西ノ京の家

先月に西ノ京の家の外観写真を撮影。
この個性的なファサードを持つ建物は、建築家能勢聡さんの自邸兼事務所。
竣工したのは3年程前ですが、外構が整ったので改めて撮影依頼を受けました。
焼杉とモルタルという素材の組み合わせが光るこのファサードには
フィルムでの撮影が合うと思い、4×5in判カメラでポジと白黒ネガフィルムで撮影。
素材の確固たる存在感を表現したい時は、個人的にはフィルムでの撮影が向いているのではないかと思っている。
一方で、デジタルカメラ画像が表現する(乱暴に言えば)「軽やかさ」が向いている空間もあると感じている。
(その表現は、もちろん各々のレンズの特性によってかなり異なってくるし、レンズによっては、「軽やか」とは言えない表現のものあるだろうが。)
建築家能勢聡さん主宰、ノセ設計室